今日は 『 集合知はどんな問題に使えるんだ?? 』 という疑問に答えようと思います。
まずは、以下の例をみてください。
これは集合知の力を示す有名な例です。
ファイナンス分野で有名なジャックトレーナー教授の「ビンの中のジェリービーンズ」実験です。
実験の内容は、名前が示す通り、ビンの中にあるジェリービーンの数を予測する、というものです。

↑この中にあるビーンズの数を当ててみましょう!って実験です。
みなさんはこの中に何個入ってると思いますか??
より正確に数を当てるためには、どうすればいいでしょう??
トレーナー教授の実験が一つの方法を示唆してくれます。
教授が行った実験では、ビーンズは850粒入っていました。
実験に参加した56人の学生は、誰も当てることができませんでした。
しかし、面白いことがわかりました。
それは、学生全員の予測を平均すると、871粒となり、
どの学生の予測よりも近かった、 のです。
この実験は繰り返し行われましたが、ほぼ同じ結果になり、
集団の平均値が個人の推測値よりもいい結果になりました。
(ただし、毎回学生の一人くらいは、集団の平均よりも正確な数字を当てることができたようです。
また毎回同じ学生が当てたのではなく、違う学生が当てていたということです。)
この実験から、二つのことを強調したいと思います。
@、数を当てるときに、学生同士は相談などすることがなかった。各自が独自に推測した。
A、集団平均よりもいい結果を予測する個人はどの場合もいた。しかしある特定の個人が必ず常にいい結果を予測できるという証拠はなかった。
このことから、統計的に言うと、この実験を繰り返し行って一回ごとの集団平均の平均を出すと、集団の予測はさらに正確になると考えられます。
もう少し現実世界の例として、選挙の当選予測や、映画の興行収入の予測などがあります。
どちらも集団の意見を採用すると、結果の予測がよくなるという傾向が示されています。
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参考文献:みんなの意見は案外正しい
このように、集団知というのは、ある結果を予測する場合に有効となる、ことが分かったと思います。
今日の例は、ある結果を予測する際に集団知が有効という話ですが、集合知の使える場面はまだまだ多方面に及びます。このことはまた、おいおい更新していきたいと思っています。


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